「クルマが好き」を仕事にしたいと思っていました。
両親がクルマ好きで、その影響で子どもの頃からクルマが大好きです。就職活動をした際も自動車に関わる仕事をしたいと考え、自動車メーカーやカーディーラーなどを中心に応募していました。多様な企業の選考を受ける中で「決まった車種だけに関わるよりも、メーカーに縛られない技術を身につけられる会社で働きたい」と考えるようになり、整備機器を開発している当社であれば、多様なメーカーの車種に関わる機会があると考え、当社への入社を決めました。入社してからは車検機器や整備機器のメンテナンスの実務を経験し、本社に異動。現在は全国で活躍するサービスエンジニアをバックオフィスからサポートするサービス企画グループに勤務しています。サービス企画グループでは、点検や修理品質向上に向けて、人財育成やDX推進など多様な取り組みを行っています。メンテナンス現場で培った経験を活かして、仲間たちをサポートできるのでとてもやりがいを感じています。
メンテナンス経験を活かしながら、
キャリアを広げ続けられています。
サービス企画グループでは、メンテナンス業務の管理ツールなどの導入や、最新の整備情報の収集など、メンテナンスの実務とは違った新しい経験を積むことができています。管理ツールの導入によって、メンテナンスの作業効率がアップしたり、全国のサービスエンジニアから「Mさんのおかげで仕事がしやすくなった」など、感謝の言葉をいただいた時は、企画担当者として嬉しくなります。サービスの品質向上に繋がる社内イベントの企画も私の役割の一つです。直近では全国のサービスエンジニアが一同に会するサービス技能コンクールを行いました。それぞれの点検や修理技術を競い合い、技術向上に繋がるだけでなく、普段接点の無い全国の皆さんが交流する機会でもあるので、組織力の向上にも繋がっています。自分の仕事が仲間のサポートに繋がっていると実感する機会が多く、仕事をしていて楽しいですね。
やりたいことへの挑戦を後押ししてくれる会社です。
私が担当した一番大きな仕事は、ソフト点検を行う際に使用する、新たな修理・整備管理システムの導入です。
自動車業界は車体のハイテク化が進んでいる反面、整備や修理の現場ではアナログな管理が行われているケースが少なくなく、サービスエンジニアによって管理方法が異なるなど、サービス品質にバラツキが生まれてしまっていました。現場で働いていた頃から「きちんとした管理システムがあったらもっとサービス品質は良くなると思う」と上司との面談などの際に話していたのですが、それがきっかけでこのDXプロジェクトの担当者に抜擢。自分の手で整備の現場環境を変えていけると思い、ワクワクしましたね。どんなシステムが現場で求められているか、どのような機能があると使いやすいかなどをシステム開発会社と調整。サービスエンジニアや上司にも協力していただき、2023年にシステム導入が実現しました。運用を始めてから新たに見つかった改善箇所もありましたが、「管理しやすくなった」と全国のサービスエンジニアの皆さんから連絡もいただき、取り組んで良かったと思っています。
次の挑戦は「お客様に整備の大切さ」を伝えることです。
システム導入のきっかけは、私が社内で意見を発信したことでした。当社は社員のやりたいこと、興味のあることへの挑戦を後押ししてくれる会社だと思います。私が今後挑戦してみたいことは社内向けのシステムやツールの企画運用だけでなく、お客様向けに整備機器の安全性や、整備修理の前段階となる予防的対策の大切さを伝えるツールの作成やイベントの企画をやってみたいと思っています。新しい取り組みに対して「まずはやってみよう」という社風があるので、自分のアイデアを活かして仕事をしていきたい方には楽しい職場だと思います。
上司からMさんへ
私たち、本社部門は直接お客様との接点が少ない分、現場のサービスエンジニアの声に耳を傾け、その先にいらっしゃるお客様を見据えた対応が求められます。 Mさんはサービス拠点に所属していた頃から、現場環境の改善を積極的に発信しており、その意欲をより発揮できる場を会社としても提供したいと評価されて現在の部門に来ています。全国のサービスエンジニアからも「困ったことがあればMさんに相談してみよう」と信頼されており、今後も丁寧なサポートを継続していってほしいと思っています。
Mさんからあなたへ
新しいことを覚えるのは大変ですが、その分野に知識は無くても、興味を持つこと・知ろうとすること・挑戦する気持ちがあれば、どのような仕事でも力を発揮できると思います。 私自身、サービスエンジニア時代から、今に至るまで多くの経験や知識を身につけてきました。挑戦する人への協力を惜しまない親切な先輩ばかりの環境なので、自分に自信の無い方も安心してください。一緒に働けるのを楽しみにしています。