当社の2024年を振り返るとカーメーカー様向け特販事業が業績を伸ばす見込みで、売上、利益ともに2年続けて過去最高を更新する見通しです。
アフターマーケット事業においては、2024年に需要が高かった商品は車検機器、リフト等に加えて暑さ対策など、労働環境改善につながる対策機器やエアレス化推進による電動機器商品でした。
社内においては、サービス技能コンクールを6年ぶりに開催した年でもありました。コンクールは社内の一体感を醸成し、メンバーも一新されたことでフレッシュな大会が開催できました。会場となった当社沼津事業所にはカーメーカー様向け車検設備の生産能力の拡大を目的に新工場を計画しており、2025年度中の竣工に向けて順調に工事が進んでいるところです。
自動車整備業界では2024年は特定整備制度の経過措置も終わり、10月にはOBD検査がスタートし、当社では整備工場の皆様に対して密に情報発信を行うことでサポートを行ってきました。今後の課題となる認証工場に対してはバックアップを強化し、円滑で適正なOBD検査の醸成に努めてまいります。
また本年は国内最大の自動車整備機器の展示会、オートサービスショーの開催年にあたります。高度化する整備への対応や、人手不足といった諸課題の解決に向け、情報発信とご提案を行う計画です。
当社の本年の重点課題は従前通り適切な情報をタイムリーに発信していくべく、リーダー層のさらなるレベルアップに加え、社員の健康とコミュニケーション強化に取り組んでまいります。
皆様の益々のご発展とご健勝をお祈り申し上げますとともに、今後ともご指導ご鞭撻のほどお願いいたします。
GREEN GUIDEは弊社の製品を網羅した、年1回発行の整備機器カタログです。最新版の「GREEN GUIDE2025」では、車検機器をはじめ、乗用車用・大型車用、その他の整備機器をカテゴリー別に掲載し、新商品やおすすめ商品などをご紹介しています。また、実際の整備工場での活用事例も紹介しており、導入のポイントなども分かりやすくご覧いただけるようになっています。
この他、近年重要視されている作業者の安全対策や、暑さ・寒さ対策商品など、労働環境改善に焦点を当てた商品の紹介ページも掲載しました。今知りたい次世代対応の最新整備機器に加え、作業負担の軽減、人手不足のリカバリーの一助になるヒントとしてもお使いいただける一冊です。
PDFデータはコチラから閲覧可能です
https://www.anzen.co.jp/magazine/daishodankai/
GREEN GUIDE2025はOBD検査への対応をはじめ、整備工場の実例集、暑さ寒さ対策など整備業界の諸課題に対応する商品を数多く掲載
弊社では季節ごとに(年間4回)自動車整備業界情報誌CHARGEを発刊しています。自動車整備業界の最新トピックスから、大型・小型それぞれのお客様の工場紹介ページを設けています。工場の図面を掲載することで最新の整備機器の設置や動線の工夫、メカニックのモチベーションを高める設備まで、お分かりいただけるよう編集しており、働きやすさと魅力的な職場環境を創る事例集としてご活用いただいています。
PDFデータはコチラから閲覧可能です
https://www.anzen.co.jp/magazine/charge/
2025年1月発刊のCHARGE Vol.106(冬号)は2社の工場訪問ルポと「働く環境を向上させる最新整備機器」を特集として掲載しています。
1.門型洗車機ジスペクトⅣ(CMGS500J)
新たに3つのパッケージモデルを設定、洗車ビジネスの目的に合わせたモデルチョイスが可能です。スマートサポートモデルは洗車機に通信機能を設けて遠隔サポートを実現しました。また、ワックス、撥水コート、ガラス系コーティングを1液で対応する業界初の1液3役コート、「Picarna(ピカーナ)」を搭載。コースメニューを増やすことで洗車の有料化を後押しします。
「Picarna」動画URL
https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=8KOcEvddJFs
機能性を高めたジスペクトⅣ
2.フリーローラーキャリア(FRC-24H)
中腰、膝つきの作業で身体的負荷が高いフリーローラーの運搬・設置・収納作業を省力化するフリーローラーキャリアはオムニホイールの採用で小回りが利き、運搬とセッティングが容易です。
「フリーローラーキャリア」動画URL
https://www.youtube.com/watch?v=_zLm9f4E-34
FRC-24H(左)とフリーローラーキャリア専用収納台車 FRC-D(右)
3.ペール缶オープナー(PKO-24H)
クローズドタイプのペール缶のふちに本体をセットしエアラチェットかラチェットレンチで回転させ、ペール缶のふたをカット。丸みのある刃の採用により、滑らかな切り口で安全作業を実現します。
「ペール缶オープナー」動画URL
https://www.youtube.com/watch?v=C9mj4-L8Nx4
ペール缶オープナー本体(左)と取り付けイメージ(右)