6年ぶりの開催となる「安全自動車サービス技能コンクール」は、今回で第7回目を迎え、6月6日(木)と7日(金)の2日間にわたって、弊社沼津センターにて開催しました。サービス担当者は各支店・分社から15名と、指定サービスステーション(SS)から編成した8チーム計23名が出場し、熱戦を繰り広げました。
開会式で社長の中谷はサービスの現状について「サービス技能コンクールをスタートさせた1990年代と現在ではサービスの在り方が変わっています。お客様からいかに支持され、お客様からいかに満足していただくかが、重要な要素である」と説き、出場するサービス担当者にエールを送りました。
なお、大阪支店チーム柳舘航選手の力強い選手宣誓により2日目がスタートしました。
競技はサービス担当者同士が競う個人競技とチームワークで競う団体競技で、それぞれ開催しました。個人競技は業界情報や法規制、そして自動車の基礎知識をはじめとする学科試験に加え、ヘッドライトテスターおよび温水洗浄機における精度点検と故障診断、そして修理という訪問作業のプロセスにおける技能競技を、のべ2日間にわたって開催しました。評価は礼儀・礼節からはじまり、各種点検や測定方法、不具合の診断・修理などサービス担当者として求められる総合的な評価で採点しました。
個人競技・学科試験の様子 | 高度な技術が求められる個人競技「ヘッドライトテスター」 |
熱戦が繰り広げられた個人競技「温水洗浄機」 |
2日目に開催した団体競技は各支店のチームに指定サービスステーションから1名加えた計3名が競技に臨み、他店舗で使用していたリンク式リフトを移設する依頼のシチュエーションで作業を実施しました。リフトの組み立てから保守点検、不具合箇所の修理、そして作業報告までの一連の作業は、工具の取り扱い方法やリフトの組み立て手順のみならず、チームワークに加え、お客様に安全・安心をお届けできるよう、接客を含めた作業が評価のポイントになりました。
団体競技のリフト組立作業はチームワークが最大のポイント
2日間にわたって行われた熱戦の結果、団体競技は2大会ぶり2度目となる名古屋支店チームが優勝を飾りました。チームをまとめ、栄冠に導いたキャプテンの稲垣篤季選手は「日頃培ったチームワークが生きたと思います。今後もSSさんと一体になって仕事に邁進していきたいです」とコメントしました。稲垣選手は個人競技の総合でも優勝を飾っています。
個人競技の種目別表彰では「ヘッドライトテスター」が仙台支店の鈴木喜大選手、「温水洗浄機」では名古屋支店の川口恭平選手がそれぞれ1位を獲得しました。
優勝した選手、惜しくも優勝に届かなかった選手も含めて、日常業務の積み重ねが技術を高めていくことを改めて確認できる大会となりました。各支店の応援と応援メッセージ、ライブ配信は選手たちを鼓舞し、社内の一体感を高めながら、大会は盛り上がりのうちに閉幕しました。
アーカイブ動画はこちらから視聴可能です。
団体競技で優勝した名古屋支店チーム | 個人競技(総合)で表彰された稲垣篤季選手 (左から2人目)と鈴木喜大選手(右)、川口恭平選手(左) |
応援メッセージで社内の士気高揚 | 大会を盛り上げたライブ中継 |