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落雷と集中豪雨から車検機器やリフト、パソコンなどの整備機器を守る!台風シーズンを前に防災対策のご準備を

2022/09/07

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8月に入り、落雷による車検機器故障が増加

 大気の状態が不安定になると発生しやすくなるといわれている雷と大雨。近年はその発生が顕著に増加しているといわれています。更に、これらの被害規模は拡大しており、現代社会において決して軽視することはできません。
 特に雷は発生することは度々あっても直接的に被害を被ったという人は少なくないと思われますが、8月に入ってから、落雷による車検機器やリフトの故障が増加しています。また、このところの部品供給の遅れと合わせて故障対応が困難になるケースがありますので、注意が必要です。雷は太平洋側では4月から10月にかけて多く発生し、日本海側では11月から3月に発生します。雷対策は十分ですか?

落雷による車検機器への影響

 落雷の被害といえば、まずは停電ですが、雷サージと呼ばれる現象と被害についてはあまり知られていません。雷サージとは、落雷の際に発生する異常な過電圧や過電流のことをいいます。この雷サージを受けた場合、建物内の電気設備やパソコンの誤作動や故障を引き起こす可能性があります。注意しなければならないのは、雷サージは直接的な落雷(直接雷)だけでなく、2キロほど離れた場所に落ちても被害を受ける可能性がある点です。落雷によって発生した雷サージは、電線や電話線、TVアンテナ線などをつたって屋内に流れこむことがあるためです(誘導雷)。
 整備工場には様々な整備機器が設備されているため、もし被害にあった場合は甚大です。車検システムや指示計、リフトにパソコンなどの通信機器(LANケーブルを伝わりルーターなど)が破損する可能性があります。最悪の場合、火災に発展するケースもあります。
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雷サージ保護機能付きの電源タップでしっかり防災

 もし、検査ラインの故障により、車検業務がストップしたら。あるいは、お客様情報を管理するパソコンなどがクラッシュして、あらゆる作業が滞ったら。いくら自然災害とはいえ、こうした事態が起きた場合、経営にとって大きな損失になります。少しでもそうしたリスクを減らすために、出来ることはしっかりと事前に対策しておきたいところです。
 雷サージ対策としては、誘導雷サージを防ぐ雷ガードタップが有効です。最大サージ電圧を吸収する機能や、差込口に耐熱性に優れた樹脂などが使用されているため、発熱しても融解しにくく、電気火災を未然に防ぐことが可能です。
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雷サージの被害のリスクを減らす雷ガード付きタップ

雷を早めに検知し、対策を徹底

 遠くで落雷した雷サージでも被害が生じる可能性があるため、雷の発生には充分注意をしなければなりませんが、それでも業務に集中して、遠くで鳴る雷に気付かないときはあるでしょう。こうした際に役立つのが、雷を検知し、お知らせしてくれる機器です。
 携帯型雷探知機「雷探くん」は半径約40kmから雷を検知する高感度と、光と音による3段階のレベルで雷をお知らせします。早めに雷を察知することで、様々な対策が行えるとともに、使用していない機器の電源をOFFにし、コンセントを抜くなどの対策が行えるので、雷対策には有効です。
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名刺サイズのコンパクト設計と本体重量65g(電池含む)というライトウエイトが人気の「雷探くん」

年々増加・拡大する大雨のリスクと被害

 一方、集中豪雨や局地的大雨のリスクはさらに切実であり、甚大です。近年、大雨による被害は毎年のように発生し、全国の様々な場所で多くの被害が生じています。
 気象庁によると、1時間あたり50mm以上の「非常に激しい雨」の平均年間発生回数は、36~45年前と比べ約1.4倍に。また、1時間あたり80mm以上の「猛烈な雨」の平均年間発生回数は約1.7倍に増加しました。集中豪雨のリスクは年々増加していることが分かります。
 9月は台風シーズンを迎えるとともに、近年は台風も大型化しているため、特に注意が必要です。局地的豪雨で気を付けなければならないのは、河川の決壊、土石流の発生などによる浸水被害です。もし作業場内が浸水するとリフトを含む整備機器の故障はもちろん、サビの原因にも繋がり、劣化を早めます。大雨への対策もしっかり行っておく必要があります。
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突然の豪雨でもスピーディーに設営できる「備えあれ板」


 建物やその出入口、またはシャッター前等の浸水防止対策として、俄然注目を集めているのが、水害防止パネル「備えあれ板(そなえあればん)」です。なんといっても軽量(1枚当たり2.3Kg)かつコンパクトのため、持ち運びに優れ、ジョイント式の設営により工具が不要のため、突然の豪雨でも簡単に設置できる点が評価されています。必要な枚数を繋げて使えるので、建物の規模に合わせた準備と設置が行えます。

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作業場などへの浸水を防ぐ「備えあれ板」 設置は①から④を固定して繋ぐだけ

浸水の水量が多いエリアには「San Wrap(サンラップ)」


 水量が多い浸水被害が想定される場合は、「浸水対策システム止水シート San Wrap (サンラップ)」がおすすめです。「San Wrap(サンラップ)」はシャッターやドアなどに設置することで、水の自重と水圧によって地面と構造物に固定され、その密着効果によって、浸水を止めます。高さは最高2m、延長用の「San Wrap(サンラップ)」を繋ぎ合わせれば、幅のある建物にも対応が可能です。また、キュービクル式高圧受電設備にも効果的に使用できます。

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養生テープとファスナー(円内)により設置がとても
簡単な「San Wrap(サンラップ)」

進化する土のうは土のない軽量タイプ


 建物の浸水対策として今も昔もスタンダードなアイテムといえば、土のうです。ただし、今話題の土のうには土も砂も入っていません。実はこの商品、「吸水土のう」と呼ばれ、水を浸すことで膨張し、使用前約150gの袋が、5分後には約13~15kgの重さになるという土のうなのです。持ち運びしやすいのでセッティングも簡単。迅速な対応が求められる緊急時にはうってつけの防災商品です。
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給水土のうは約5分で膨張

  • タッテラーZ TH-450シリーズ
  • スマートOBD SDOBD
  • エンジンオイルオートチェンジャーEAC-81/82
  • タッチレスホイールアライメントテスターARGOS
  • レーザークリーナーType100
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